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ラムネ ビー玉とガラス瓶 昔懐かしい清涼感

びんのさわやかな色合いと独創的なカタチ、そしてどこか温かみのあるあの手触り…。明治、大正、昭和、そして平成と飲み継がれ、時代を超えて愛されてきたラムネ。その愛らしい姿と味には誰もがノスタルジーを感じます。誕生から150年近く、ラムネは日本のソフトドリンクの元祖なのです。

ラムネの歴史

ビー玉ビン、誕生のひみつ

【Memo】最初のビー玉ビン

ビー玉ビン

コッドビン
イギリス製のビー玉ビン。発明者の名前から命名されました。日本では大阪の徳永玉吉(徳永硝子の創業者)氏が日本で最初に完成させて、“ラムネ瓶”として量産を開始、全国的なラムネの普及に貢献しました

ハイラム・コッド氏
ビー玉栓のビンを発明したハイラム・コッド氏(1838-1887、イギリス)。この人がラムネの生みの親とも言えます

ラムネの最大の特徴のひとつは、ビー玉栓の独特のビンですが、実は普及当初は、コルクで栓をするタイプのものでした(ペリー提督が浦賀に持ってきたラムネ/レモネードもコルク栓タイプのもの)。しかし、コルクは高価なことと時間がたつと炭酸が抜けやすいことから、密栓ができる栓/容器として、ビー玉栓のビンが考案されたのです。
ビー玉栓のビンは、もともとはイギリスで発明されたもので、1872年にイギリス、1873年にはアメリカで特許が取られ、日本に登場したのは1887年(明治20年)頃のこと。当初はイギリスから輸入された舶来品を使っていましたが、日本でも大阪のガラス業者を皮切りに国産ビンが作られ始めます。独自に改良が加えられた国産ビンは、その出来の良さに輸出元のイギリス人が驚くほどだったそうです。

時代の移り変わりとともに…

明治から大正そして昭和にかけて、ラムネは気軽に喉をうるおせる庶民の飲み物として広まりました。生産のピークは1953年(昭和28年)。全国生産量は当時の炭酸飲料の約半数を占めていたと言います。その後、飲料が多様化し、また容器の主流もビンから缶・ペットボトルに移り変わることになり、現在の生産量は最盛期の5分の1程度です。
しかし「夏の定番ドリンク」として、今も根強い人気を誇るラムネ。100年以上も昔、遠い異国からやってきたラムネは、現在も変わらず幅広い世代の心をとらえています。

ラムネの豆知識

ラムネのはじまり

由来は「レモネード」、日本に広まったきっかけは?

ラムネの元になったのは、「レモネード」だということはご存知でしょうか?
ラムネの原型となるレモネードが日本に伝わったのは、1853年(嘉永6年)のこと。米国からあのペリー提督が浦賀に来航した際、艦上で交渉役の江戸幕府の役人たちにレモネードを振る舞ったのが最初と言われています。このとき、栓を開ける「ポン!」という音に、役人たちは銃声と勘違いし、思わず刀に手をかけたというエピソードが伝えられています。
そして1865年(慶応元年)、長崎県で日本で初めてレモネードが「レモン水」の名で製造販売されます。しかし「レモン水」という名は広まらず、レモネードがなまった「ラムネ」の呼び名が一般化したのでした。

レモネードLemonade→Lamune→Ramuneラムネ

“黒船来航”をきっかけに生まれたラムネ。この後、日本を代表する清涼飲料に成長していくのです。

ラムネの定義

サイダーや他の炭酸飲料との違いは?

ラムネとは、ビン口をビー玉で栓をした炭酸飲料のことです。では、同じ炭酸飲料・サイダーとの違いはと言うと…入っている容器(栓)の違いです。
明治時代、サイダーはリンゴ風味で、ラムネはレモン風味でした。リンゴ風味のフレーバーのほうが値段が高かったので、サイダーは高級品、ラムネは庶民派と住み分けがあったようです。容器はサイダーがビールと同じ王冠栓の胴長丸形ビン、ラムネはビー玉栓のガラスビンという違いが。
なお、名称の由来は、ラムネは英語の「レモネード」ですが、サイダーはフランス語のリンゴ酒という意味の「シードル」が英語読みになったものと考えられています。
その後、容器と栓の種類が多様化し、アルミキャップ栓、缶やペットボトルが誕生。サイダーとラムネの違いは次第にあいまいになり、現在は「ビー玉ビン入りの炭酸飲料」がラムネ、そうでないのがサイダーという定義です。

左がラムネ瓶、右がサイダービンの例。現在は容器によって区別されています

トンボ飲料のラムネの歴史

  • 1896年(明治29年)

    トンボ飲料の創業者・翠田辰次郎が、富山市総曲輪でラムネの製造販売を開始。真夏に涼しげに水面を飛び交うトンボたちの清涼感こそラムネにふさわしいと、「トンボラムネ」と命名しました。

  • 1930年(昭和5年)

    トンボラムネのビンが、ミスタ式底玉ラムネ(「底玉式」ラムネ瓶)に。当時のラムネ瓶は飲用後に再利用されるリターナブル瓶。洗浄効率を劇的にアップした新型の瓶は瞬く間に全国のラムネメーカーに広まりました。

  • 1953年(昭和28年)

    ラムネの生産がピークを迎えます。ピーク時の全国生産量は約82,000KL。当時の炭酸飲料の約半数を占めました(写真は、当時のオート三輪でのラムネ配達風景)

    しかし、外資系飲料の到来を皮切りに、自動販売機(缶入り飲料)、ペットボトル飲料の普及により、生産量は減少へ…

  • 1993年(平成5年)

    トンボ飲料にラムネの量産ラインが完成。ワンウェイタイプ(瓶を回収しない)、ネジ式キャップを採用。昔ながらのビー玉と瓶のフォルムはそのままに、ビー玉がとり出せ分別を可能にするなど、現代のライフスタイルに対応。

    “現存する日本最古のラムネメーカー”トンボ飲料のラムネは、昔懐かしい清涼感と、控えめな甘さが特徴です。

トンボラムネ

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