こんにちは。
日々働く中で、商品や制度、福利厚生など自分自身の中で新しいアイデアが生まれることはないでしょうか。既存のルールに対し、「このルールって本当に必要?」と思ったり、朝のニュースで放送された他社の福利厚生制度を見て「うちの会社にも導入して欲しい!」と思うこともあるかもしれません。
弊社には、2002年から20年以上続く「予防処置提案制度」という制度があります。毎年100件以上のアイデアが集まり、制度開始からこれまでに累計2600件以上の提案が集まりました。社員一人ひとりが、様々な角度から会社をより良くするためのアイデアを提案し、それをもとに会社が大きく進化してきました。
社員は1年に1回以上会社に対してアイデアを提案します。問題点に気が付いても、改善案が思いつかない場合には、上司にアドバイスをもらいながら作成することも。提案されたアイデアは、その時点で全社員に知らされ、採否及び改善の結果に至るまで全てが共有されます。
社員のアイデアを最初に受け取り、方針を考えるのが社長の役割。社長の翠田は、社員のアイデアを受け取った際には、提案の「可能性」や「拡がり」を見逃さないことを心掛けているそうです。一見、空想的、現実離れしているように思える提案であっても、少しの修正で大変良い改善策を生み出す鉱脈となる可能性があります。実際に社内には、至るところに予防処置提案の結果として改善された「ものやこと」がたくさん存在するのです。
弊社は今後も予防処置提案制度を活用し、一人ひとりの問題発見力と問題解決力を高めてまいります。社長の翠田は予防処置提案制度に対し感謝の気持ちを強く持っています。社員が現場で感じた違和感や理不尽さは、それを改善すれば、その分だけ会社が良くなる「宝の山」なのです。
次回「わたしの改善提案vol.2」より、予防処置提案制度をきっかけに誕生した福利厚生制度や、撤廃されたルールなど、社員それぞれの具体的なアイデアをご紹介します。ぜひご覧ください。