こんにちは。今回は「健康経営※」についてお話ししたいと思います。
※「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
健康経営とは、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。その概念は1990年代からあったそう。アメリカのロバート・H・ローゼンの著書「The Healthy Company」において提唱されたのが始まりとのことです。この頃から生産性向上のための重大な課題として、従業員の健康管理が重要視されていたことに驚きました。
近年数多くの企業が積極的に取り組んでいますが、トンボ飲料でも様々な課題に取り組み、健康経営を推進しております。
トンボ飲料の取り組み
①健康状態を知る
・定期健康診断
当社では毎年定期健康診断を実施しております。従業員の受診率は100%(育休中の従業員除く)。「要治療」など再検査が必要な従業員に対しては再検診を推奨し、再検診の受診状況を確認します。また、生活習慣病のリスクが高い方は、特定保健指導を受けることができます。
②健康維持のサポート
・体重計や血圧計の設置
日常的に体重や血圧が測定できるよう測定器機を社員ホールに設置しています。特に血圧は自宅では計測できない方が多いのでは。普段の数値を把握することで、健康維持をサポートします。
・健康に関する書籍の設置やポスター等の掲示
社員ホールには食に関するポスターを掲示し、社員の皆様へ啓蒙活動を行っています。また、健康や禁煙に関する書籍をマガジンラックに設置し、健康への意識を高めています。
・インフルエンザ予防接種
トンボ飲料では接種費用を会社で全額負担しております。
その他にも、
・無料給茶機やトクホ飲料を備えた自販機の設置
・一部階段への消費カロリーステッカーの貼り付け 等
健康維持をサポートする取り組みを行っております。
③ココロのケア
・ストレスチェックの実施
毎年ストレスチェックを実施しております。働きやすい職場環境の形成を目的に、従業員の心の状態を定期的にチェックしています。結果に応じて、産業医や保健師から面談の案内を個別にしております。
・相談窓口の設置
当社ではハラスメント等の相談窓口を設けています。様々な悩みを気軽に相談できるよう従業員へのサポート体制を整えています。
これらの取り組みが認められ、当社では現在、健康経営に関する2つの認定を取得しています。
健康経営優良法人(中小規模法人)
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。 当社は、昨年に引き続き「健康経営優良法人2024(中小規模法人)」に認定されました。
新着情報:「健康経営優良法人2024(中小規模法人)」認定のお知らせ 2024年3月12日
とやま健康企業宣言 銀(step1)
とやま健康企業宣言とは、経営者が、企業全体で社員の健康づくりを戦略的に実行する健康経営に取り組むことを宣言することです。一定の取組みを行うと、健康経営優良企業として認定されます。当社は、その活動が認められ「とやま健康企業宣言 銀(Step1)」に認定されました。
新着情報:「とやま健康企業宣言 銀(step1)」認定のお知らせ 2023年3月10日
最後に
当社では「異なる意見について」、それを尊重し、できる限り活用することを行動指針に掲げています。
参考:社長ブログ 備忘録 VOL.3「ダイバーシティー&インクルージョン~光り輝くアイデアを生む~」
当社の「健康経営」は従業員のアイデアで創られています。
提案制度を活用し、従業員自ら働きやすい職場環境について考え、様々な意見やアイデアを取り入れることで、健康経営の実現を目指しています。
今後もより一層、社員の心と体の健康維持・増進ができる職場環境づくりに取り組み、健康経営を推進してまいります。