おいしさの秘密~富山の水~
おいしさの秘密~富山の水~
富山の水
お客様に「安全・安心」をお届けする品質保証体制
清らかな水に恵まれた富山県は「水の王国とやま」と呼ばれ、
蛇口をひねればいつでも“おいしい水”が飲めるといわれています。
県内には「昭和の名水百選」「平成の名水百選」に選定された水源が8箇所もあり、熊本県と並び全国最多です。
- 名水百選とは
- 環境省(環境庁)が1986年(昭和60年)と2008年(平成20年)に各100箇所ずつ選定した全国各地の“名水”と呼ばれる湧水・河川(用水)・地下水のこと。
富山の名水マップ
昭和の名水百選
黒部川扇状地湧水群/くろべがわせんじょうちゆうすいぐん【黒部市、入善町】
黒部川の清冽な湧き水は「共同洗い場」で、古くから生活水として利用されています。その中の黒部市生地(いくじ)の共同洗い場、JR生地駅前の「清水の里」、入善町の「杉沢の沢スギ」が名水に選定されています。
穴の谷の霊水/あなんたんのれいすい【上市町】
立山玉殿の湧水/たてやまたまどののゆうすい【立山町】
立山黒部アルペンルートの立山トンネルの開通により噴出した湧水。霊峰立山の主峰雄山直下から湧く地下水で、標高2450mという国内でも稀に見る高地に湧き出ています。
平成の名水百選
いたち川の水辺と清水/いたちがわのみずべとしみず【富山市】
弓の清水/ゆみのしょうず【高岡市】
行田の沢清水/ぎょうでんのさわしみず【滑川市】
富山の水のおいしさの秘密
富山は北は日本海、南は3000m級のアルプスが連なり、ダイナミックな自然のパノラマを形成しています。山々に降り積もった雪はやがて雪解け水となり、流れ出る河川の多くは日本を代表する急流河川、それゆえ淀むことなく、清冽な流れとなり地表や地下を流れます。
地下にしみ込んだ水の一部は、花こう岩など天然のフィルターを通り、扇状地で湧き水や自噴(じふん)水となるころには、まろやかでおいしい「とやまの名水」になるのです。
- アルプスの豊富な雪解け水だから
- 保全された森林がきれいにしてくれるから
- 日本一の急流河川が澄んだ水を運んでくれるから
- 石灰質の岩石から各種のミネラルが溶け出すから
- 優れたいくつもの扇状地がきれいな水をあちこちに配っているから
- 一年中ふんだんに飲めるようダムで調節しているから
また、立山連峰から流れる水や地下水が水源の富山の水道水は、夏でも17~18度と冷たく、自然の浄化作用が生きているから最小限の殺菌処理だけで各家庭へと送られます。
だから富山の水は水道水もおいしいのです。