何事も思ったとおりに進まないのは人の世の常です。 そのときに「うまくいかないと悩み、感情に流される」のと、「どうすればうまくいくかと、意志の力をつかう」のでは、人生において大きな差を生むでしょう。
原因主義と目的主義
「馬鹿にされたくないから人前で話せない」は、感情に支配されている後ろ向きな原因主義。
「理解してもらいたいから人前で話す」は、意志の力をつかう前向きな目的主義。
人生を切り開くのは常に目的です。
感情と意志
そもそも、人は感情の動物ですが、殆どの感情は意志に変換できるはずです。意思は前進か後退を求めますが、感情は立ち尽くすか逃亡を模索します。
感情 | 怒る | 嫌う | 悩む | 迷う | 後悔 | おごり | 恋 | 嫉妬 |
意思 | 叱る | 活かす | 考える | 決める | 反省 | 感謝 | 愛 | 賞賛 |
自らの主(あるじ)となる
何かに反応して最初に心に浮かぶのは間違いなく感情だと思います。それを意思へと変換するスイッチを我々はもちたいですね。自分の人生ですから、自分の周りで起きるすべての状況変化の原因を他人や環境のせいではなく、自分にあると考えたい。そして意志の力で、自らの人生の主となりたいものです。